おばんです!!カウタンだよ。節約✕投資が好きな若手社会人のカウタンが、読んでおすすめだと思った本を紹介するよ。
今回は、エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」を紹介!
・年収を上げたい人
・将来の進路や仕事に悩んでいる人
『年収は「住むところ」で決まる』本の概要
日本では、年収が上がらないことが問題になっているわね…
日本や世界で、どうすれば年収が上げればいいのかがこの本に書かれているぴよ〜
この本は「将来の進路に悩んでいる人」
「働く場所と年収の関係を知りたい人」に向けて書かれているわ。
この本では、
住む地域と年収の関係を、わかりやすく説明しているわ!
『年収は「住むところ」で決まる』を読めば、
- どのような都市が繁栄するのか
- 繁栄する都市に必要なものはなにか
がわかるわよ〜
→将来の進路や住む場所を決める際の参考になるわ!
著者の紹介
経済学者。カリフォルニア大学バークレー校教授。専門は労働経済学、都市経済学、地域経済学。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)国際成長センター・都市化プログラムディレクター。サンフランシスコ連邦準備銀行客員研究員、全米経済研究所(NBER)リサーチ・アソシエイト、ロンドンの経済政策研究センター(CEPR)及びボンの労働経済学研究所(IZA)リサーチ・フェローを務める。イタリア生まれ。ボッコーニ大学(ミラノ)卒業。カリフォルニア大学バークレー校でPh.D.取得
【要点まとめ】8個の抜粋ポイント
重要なのは、形のある製品(たとえば電気自動車用の高性能のリチウム電池など)をつくっているか、形のないもの(たとえば高性能の検索エンジンなど)をつくっているかではない。 大事なのは、製品にせよサービスにせよ、革新的で、ほかに類がなく、簡単には模倣されないものをつくっているかだ。厳しいグローバル競争のなかで高給の雇用を生み出す方法は、それ以外にない。
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
イノベーション産業は労働市場に占める割合をわずかだが、それよりはるかに多くの雇用を地域に生み出し、地域経済のあり方を決定づけている。
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
ある都市でハイテク関連の雇用がつ生まれると、長期的には、その地域のハイテク以外の産業でも五つの新規雇用が生み出されることがわかった。
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
イノベーション産業が製造業より多くの雇用を生み出す理由に関して、とくに見逃せない点 は、このタイプの産業がいまだに労働集約的性格が強いことだ。科学研究において生産のために投入される資源のなかで最も重要な要素は、人的資本、すなわち人間とそのアイデアだ。
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
ここで見落としてはならない点がある。頭脳集積地の平均年収が高いのは、大卒者が高い給料を受け取っていることだけが理由ではないという点だ。こうした都市では、教育レベルが低い人たちの平均年収も高い。ある人の教育レベルは、みずからの給料だけでなく、その人が暮らしている町全体に影響を及ぼすのである。
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
国が繁栄するか衰退するかは、その国の頭脳集積地の数と実力にますます大きく左右されはじめる。物理的な工場の重要性は低下し続け、その代わりに、互いにつながり合った高学歴層が大勢いる都市が、アイデアと知識を生む「工場』として台頭するだろう。(第7章)
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
人類の歴史上、生産性と生活水準の上昇を力強く牽引してきたのは、つねにイノベーションと技術 の進歩だった。(第1章)
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
私たちの物質的幸福は、新しいアイデア、新しいテクノロジー、新しい製品を生み出し続けられる かどうかにかかっているのである。(第1章)
エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」
【実行】2個の行動ポイント
[13-1] 「死ぬまでにやりたいことリスト」を作って実行する
[13-2] 自分が得てきたものや夢を思い出して、今の生活に感謝する
この書籍の感想
良い点
- タイトルへの答えがしっかり書かれている
残念な点
- 翻訳書なので読みにくい
まとめ
今回は、エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」を紹介したよ。
おすすめ度:★★★
良いと思った本を、今後もどんどん紹介したいと思います!
以上、カウタンでした〜
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