2020/09/29 楽天イーグルスが巨人から田中貴也捕手を金銭トレードで獲得したわ。
楽天イーグルスはなぜ田中貴也捕手を獲得したのかしら。
いろんな情報を私なりにまとめてみたわ。
田中貴也捕手について
成績について
田中 貴也選手
- 生年月日:1992年8月27日(28歳)
- 守備位置:キャッチャー
- 推定年俸:600万円
- 経歴:沖縄県立八重山商工高等学校→山梨学院大学→読売ジャイアンツ(2015-2020)→楽天イーグルス(2020)
年度 | 所属球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁刺 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 長打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 読 売 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
2019 | 読 売 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
通 算 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
まだ一軍での出場は少ないわね〜
田中貴也選手の印象
田中貴也選手の印象は、
- 肩が強い
- 育成上がりの苦労人
- 捕手の選手層が厚かった巨人で、埋もれてしまっていた
一軍でほとんど出場していないので、あまり印象はないわよね〜
楽天イーグルス側の思惑
ではなぜ、楽天は田中貴也選手を獲得したのかしら。
私なりに情報をまとめてみたわ。
捕手の選手層が薄い
今シーズンの楽天イーグルスの弱点の1つが、捕手なの。
今年一軍で試合に出ていた捕手は、足立選手、山下選手、下妻選手、太田選手、堀内選手、石原選手。序盤は太田選手が大活躍したけど、結局みんなレギュラー当確とはならなかったわよね。
この状況の中で、選択肢の1つとして田中貴也選手を獲得することで、競争を一層激化したい思惑があると思うわ。
でもこの理由は、石井GMの言葉をすべて信じるとすると大きな要因ではないみたい。
太田選手、足立選手のケガというところも1つの獲得の部分には入りますが、そこだけじゃないかな。むしろそこはそんなに比重を占めていない(略)
楽天イーグルス 石井GM
田中貴也選手オンライン入団会見より
捕手の年齢構成を整える
今の楽天イーグルスは、選手層が今こんな感じになっているわ。
- 30歳以上
- 足立選手
- 岡島選手(一軍では、外野手として出場)
- 25-29歳
- 田中貴也選手
- 山下選手
- 下妻選手
- 20-24歳
- 太田選手
- 堀内選手
- 石原選手
- 19歳以下
- 水上選手
全世代、今のところまんべんなく選手がいるわね。強いて言えば、脂が乗っている20代後半の選手が2人と少なく、バランスを取りたかったという思惑もあると考えられるわ。
ドラフト市場との兼ね合い
今回のトレードについて、石井GMの発言をすべて信じるならこの発言が一番確信だと思うわ。
太田選手、足立選手のケガというところも1つの獲得の部分には入りますが、そこだけじゃないかな。むしろそこはそんなに比重を占めていないというか、ドラフト戦略に一番の比重があった獲得だった
楽天イーグルス 石井GM
田中貴也選手オンライン入団会見より
こうやってスローイングなどの精度の高い捕手がドラフト前にうちに来てくれるのは、違うポジションのドラフト戦略ができるので、そこはすごく合った獲得
楽天イーグルス 石井GM
田中貴也選手オンライン入団会見より
ドラフトでは、チームの弱点や年齢構成、ドラフト市場の選手の能力を考えて選手を指名するわ。楽天の弱点の1つは捕手、でもドラフト市場や若手の能力を考えたときに、今年はドラフトで気にしないという結論になったみたいだわね。
それより今年は、投手(特に左)などの他のポジションを重点的に攻めるドラフト戦略にするみたいだわね。
読売ジャイアンツ側の思惑
次に、田中貴也選手を放出した読売ジャイアンツの思惑もまとめてみたわ。
捕手の選手層が厚い(捕手余り)
巨人は、小林選手や炭谷銀次郎選手、そして今年ブレーク中の大城選手と捕手の選手層が厚いの。この選手層が暑い中で、田中貴也選手は余剰戦力になってしまっていた部分があるわ。
さらに、年齢構成的にも田中貴也選手は大城選手とほぼ同年齢でかぶってしまうわ。その為、市場価値があるうちに、余剰戦力である田中貴也選手を放出しようという思惑があると考えられるわ。
今オフに大幅な戦力入れ替えを示唆
巨人は、今シーズンオフの大量リストラを示唆しているわ。
チームは転換期を迎えている。同球団副代表は「厳しいようだけど、新しい血を入れていかなきゃいけないのかなと思っています」と言葉を続けた。今秋のドラフト会議では本指名6人、育成契約で約10人の獲得を目指す予定。「(来季に向けて支配下登録選手)62、3でスタートしたいんですよ。そうすると13、4名を切るか育成に戻さないといけない。ちょっと厳しいですけど変えていかないと」。今後、その選定作業は本格化していく。
デイリースポーツ
巨人 今オフ大量解雇方針の理由「3、4年後に出てくる選手を囲い込みたい」
このトレードは、シーズンオフの大量リストラの一環だと考えられるわね。田中選手はおそらく当落線上にいた。そして、金銭を貰える+セ・リーグに戦力が流出しない→金銭トレードという思惑があったと考えられるわ。
ほとんど一軍で出ていなかった田中捕手、育成落ちを含めて整理対象になってしまうのは必至だったわ。巨人としても、すごく大きな利点があったと思うわ。
まとめ
楽天イーグルスが、巨人から田中貴也選手を獲得した金銭トレードについて考察してみたわ。
楽天イーグルス
- 捕手の選手層が薄い
- 捕手の年齢構成を整える
- ドラフト市場との兼ね合い
→田中捕手を獲得
読売ジャイアンツ
- 捕手の選手層が厚い(捕手余り)
- 今オフに大幅な戦力入れ替えを示唆
→金銭選手を獲得
今回のトレードが、両選手・両球団にとって良いものになることを心から願うわ!
田中貴也選手、楽天でがんばってね!
以上、カウタンでした。それでは、またございん(また来てください)!!
コメント